東京を拠点に活動する4人組バンドblankshoreが、初のEP『Baroque Hue』を3月5日にデジタルリリースしました。HIP LAND MUSICのデジタルディストリビューション＆プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がサポートしたこの作品には、既に配信されている「胡蝶の夢」を含む3曲が収録されています。本格的なライブ活動を始める前の初期衝動がそのままパッケージされた一枚となっています。
全曲の録音とMIXは岩田純也（Triple Time Studio）が担当し、アートワークはフロントマンのクサナギ朱夏自らが手掛けています。クサナギはEPについて、「幼い私の衝動と混乱がひしめき合う3曲。歪んでいながらも、不気味な輝きを感じる。それぞれに強い衝動や感情の色がある。それが気に入っていて、『歪んだ真珠の色相』という意味になるタイトルをこの3曲につけました」とコメントしています。
収録曲「東雲」のミュージックビデオ公開
EPのリリースに合わせて、収録曲「東雲」の公式リリックビデオも公開されました。
このミュージックビデオは、写真のスライドショーに歌詞を重ねたユニークな構成が特徴です。早朝や日中の日本の街並み、海岸、住宅地、道路など、日常の風景を切り取った写真が中心に映し出されます。日本語の歌詞は縦書きで画面の右側に表示され、曲の進行に合わせて切り替わります。
疾走感のある軽快なドラムビート、ベース、ギター、シンセサイザーのサウンドが特徴的な楽曲と、ノスタルジックな映像が融合し、独特の世界観を作り出しています。動画の中盤からは、古いカメラで撮影されたような縦長の動画も使用されており、レンズフレアが強く現れる映像が印象的です。